【ペナルティ】西岡良仁が物議をかもしている理由
男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は日本時間16日(現地15日)に、シングルス2回戦が行われた。
世界ランク52位の西岡良仁は今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で世界ランク51位のM・キツマノビッチ(セルビア)をストレートで下し2回戦進出を決めていた。
2回戦、トップシードの1人であるフルカチュに対し、西岡は第1セットで4本のサービスエースを決めるなどサービスゲームでわずか3ポイントしか落とさない完璧なゲームを披露し先行する。
第2セットは互いにブレークを奪えずタイブレークへ。
このタイブレークを落として迎えた、ファイナルセットに事件が起きてしまったのだ。
Crazy Game Penalty 😳
The third set of Hurkacz vs Nishioka was full of drama... #CincyTennis pic.twitter.com/i0Tar88wxr
— Tennis TV (@TennisTV) August 15, 2024
西岡からみてゲームカウント1-2の第4ゲーム、西岡のサービスゲームで30-40とすると、最後はフルカチュのリターンエースでブレークを許す。
ここで西岡はボールを高く打ち上げ、観客席へ。
この時点で次ゲームの1ポイント目に関しペナルティを受け、フルカチュの15-0で開始することに。
しかし、第5ゲームでもフラストレーションが抑えきれなかった西岡はさらに観客席に向けボールを高く打ち上げ、今度はゲームを失うペナルティを受けた。
その後、西岡は1ゲームを取得することができず、2時間12分で敗れた。
この試合を通して西岡は計19度のブレークチャンスを創出するなどフルカチュ相手に好プレーを見せていたが、2度のブレークしかものにできず。逆に自身のサービスゲームでは4度のブレークポイントで2度ブレークを許すなどイライラが溜まる展開だったかもしれない。
また、西岡良仁は、試合中にラケットを破壊したり、審判への抗議したりするなど、感情的な行動をとることが以前からあったため、今回も批判の声が多く集まってしまった模様。
西岡良仁とはどんな選手なのか?
三重県出身。
身長・170cmと小柄ながらフットワークの良さを生かした粘り強いプレーが持ち味の左利きの選手。
中学3年生の時から錦織圭選手と同じアメリカのテニスアカデミーへ留学し、7年前、18歳でプロに転向。
西岡良仁はテニスに対して情熱と才能を持つ反面、性格は短気で感情的という側面もあります。
・試合中にラケットを折ったり叩きつける
・練習態度が悪い
・審判や協会に抗議する
これらの行動は、負けず嫌いで強気な性格の表れだとも取れますが、その自信が自意識過剰になったり、感情が高ぶったりすると、態度が悪く見えることもあるのです。
西岡良仁選手の負けず嫌いで自信家な一面を示す例
2018年
トロント大会で予選2試合をフルセットで勝ち上がった後、本選1回戦で棄権した際に、「僕らがどれだけ体を酷使してるか、あなたたちにはわからないでしょ」と男子プロテニス協会に抗議2019年
全豪オープンで錦織圭選手と対戦した際、「錦織さんよりも強くなる」と宣言2020年
全豪オープンでジョコビッチ選手と対戦した際、「勝てると思っていた」と語る
特に、格上選手を軽視するような発言は、ファンからも批判の声が少なくない。
ネットユーザーの意見・コメント
相手の選手にも失礼だし、こういう態度は改めてほしいところ。
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